ーえ〜、次は☆☆、☆☆・・〜
(いつの間に寝てたんだろう)
私は朝一番の急行に乗ったのでうたた寝をしてしまったらしい。
けれど乗車してから記憶が無いので「時間の有効活用が出来なかった!」と思ってしまった。
後10分で☆☆に着くらしい。
ぬくぬくとした車内に少しざわめいた空気。
口の中が乾燥するなと、窓際に置いてあったペットボトルを取ろうとした。
すると、乗車する時売店で買ったはずのペットボトルが無い。
どこかへ転がってしまっただろうか?
いくらうたた寝をしてしまったからといって、1度も封をあけていない中身が沢山入ったペットボトルの音を聞かないはずが無い。
不審げに足元や、前の座席等自分の目の届く範囲を探してみるが全然見当たらない。
持ってるカバンも、上に上げたカバンも迷惑にならないようにひっくり返してみても無い。
(まぁ・・いいか)
楽天的な性格の私は、きっと目の届かない所まで転がっていき、この列車が止まってお掃除をする際に「馬鹿な客がいるもんだ」と、適度な話題になってくれるに違いないという事にした。
自分が下車をする順番になり、失ったペットボトル以外が揃っている事を確認して私は列車を降りた。
丁度お昼だったのでお蕎麦屋さんでお昼を食べる事にした。
テーブルでお蕎麦を待ってる時、丁度よくニュースが耳に入る。
「今日××の○○に異物が混入し、この飲料を飲んだ消費者等が病院へ相次ぎ駆け込むという事件が発生しました」
(○○って・・・今朝買って・・車内でなくなった・・・)
びくんと心臓の音が早まる気がした。
「なお、この異物は人体に影響は無いと発表しているものの病院へ駆け込んだ方に死亡者が出ました・・」
アナウンサーのニュースを聞いて、あのペットボトルがなくなって良かったーと思った。
(そうそう、携帯)
と時間を確認しようとカバンに入れっぱなしにしていた携帯を取ろうと手探りでカバンに手を入れたら あって欲しくない感触が・・・
(だって、コレは車内で・・カバンも何回も見たし・・)
背中に悪寒が走る。
目を向けると封を切られていない状態のペットボトルがそこにあった。
あの時飲んでいたら私もニュースの中の人になっていただろうか・・・。
世の中にはおかしな事もあるもんだ。
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@ゲーさんにて本日公開したお話です。
文才は無いのですが、転載禁止のためブログでUP致しました。
真夜中に書いたお話で、おかしな所を直したらこんな風にりました^^;
ネタは元はTRIPと書かれた文字が目に入ったのと、この時期帰省だよねーと手元にペットボトルがあったからです。
単語を見ると小ネタを思いつく癖・・・これって空想癖?かしら。
ニックネーム クウォンツェル at 15:09|
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創作話
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